日语笑话大全(日语笑话段子日语笑话摘录)
星取り
ある夜(や)のこと、お寺(てら)の庭(にわ)で、小僧(こぞう)さんが、長い竹竿(たけざお)を、あっちこっち振り回しておりました。
和尚(おしょう)さんがこれを見つけて、
「これこれ、そこでなにをしているのじゃ……。」
と聞きますと、小僧さんは、
「お空(そら)の星(ほし)が欲しくって、打ち落とそうとしているのでございますが、一つも落ちてまいりませぬ。」
すると、和尚さん、
「ばかなやつじゃ。考えてみれば、分かることではないか。そこからでは、星に届(とど)くわけがない。屋根(やね)に上がるのじゃ。」中译文: 摘星星
一天夜里,在一个寺庙的院子里,一个小和尚正在手持长竹竿不住地挥舞。一个大和尚见此情景就问道:
“喂喂!你在那干什么呢?”
小和尚说:“我想要天上的星星,想把它们打落下来,可是一个也打不下来。”
大和尚听了就说:“笨蛋。这不是明摆着的事嘛。你在那里根本就够不着星星,要站到屋顶上去啊。”尻違い
愚(おろ)かな息子がおりました。
ある日、高い棚(たな)の上に乗せておいた飴(あめ)を、息子が見つけ、
「飴がなめたい、飴がなめたい。」
と言ってききません。
「ええい、仕方(しかた)がない。今、飴のかめを取ってやるから、お前は、下にいて尻(しり)を押さえろ。」
と、梯子(はしご)をかけ、親父(おやじ)は取りにあがりました。
薄暗い(うすぐらい)棚の上から、かめを取り出すと、息子の方へ差出し、
「いいか、しっかり、尻を押さえろよ。」
「それっ、手を離すぞ。いいか。」
「あいよ、押さえた。しっかり押さえたぞ。」
息子がいうので、安心した親父は、かめの手を離すと、なんと、飴のかめは、ドザリッと、土間(どま)に落ちて、粉々(こなごな)に砕(くだ)けてしまいました。
中に入っていた飴も、みんな泥(どろ)の上に流れ出してしまいました。
親父は、かんかんに怒って、
「あれほど、しっかり尻を押さえろと言ったのに、どうして押さえていないんだ。」
と言いますと、息子、両手(りょうて)でしっかりと押さえた自分の尻を見て、
「とうちゃん、
おれは、こんなにしっかり押さえているよ。」中译文: 屁股不同
从前,有一个傻儿子。
有一天,这个儿子发现了放在高架子上的糖,就吵闹道:
“我要吃糖,我要吃糖!”
“唉,真没办法。我这就给你吧装着糖的坛子拿下来,你在下面接着屁股!”
父亲说着架上梯子,爬上去取坛子。父亲从昏暗的架子上拿起坛子,朝儿子那个方向送过去,对儿子说道:“好了吗?要抓紧屁股啊!注意,我要撒手了。好了吗?”
“没问题,抓住了。牢牢地抓住了啊!”
听儿子这么说,父亲就放心了。当他刚一松手,只听见坛子扑通一声掉在了土地上,摔了个粉碎。坛子里的糖,也都流到了泥土上。
父亲大怒:“一个劲地让你抓住抓住,你怎么没有抓住呢?”
儿子看了看自己两手使劲按住的自己的屁股,说:“爸爸,你看我抓的够结实的呀!”留 守
「ごめんください。」
「誰だ?」
「へい、横町(よこちょう)の米屋(こめや)でございます。お勘定(かんじょう)をいただきにまいりました。」
「ああ、米屋か。留守(るす)じゃ。」
確かに中から浪人(ろうにん)の声がします。
米屋は、指に唾(つば)をつけ、障子(しょうじ)に孔(あな)を開(あ)けて覗(のぞ)く確かに浪人がこたつにあたっています。
「もしもし、留守だとおっしゃいますが、だんなはそこにいるじゃありませんか。」
と、障子の孔から覗きながら、米屋がいうと、浪人は
「こら、ぶれいものッ!障子になぜ孔を開けた?ここは、かりにもおれの城(しろ)だ。その城に孔を開けるとは、なにごとだ!」
「へへい。これはとんだそそうをいたしました。」
米屋は、慌てて紙を取り出し、唾(つばき)でぺたっと貼り付けました。
「はい。元通り(もとどうり)に直しましたが……。」
すると、中から、
「それでは、もう見えぬか?」
「はい、見えませぬ。」
「そんなら、留守じゃ。」中译文: 不在家
“对不起,有人吗?”
“谁呀?”
“我是小胡同米店的,来收帐了。”
“啊,是米店的。不在家。”
从里边清清楚楚地传出了浪人的声音。
米店的人往手指上沾点唾沫,在纸拉门上弄了个洞往里看去,只见浪人的确正在那里烤火呢。
“喂,您说不在家,可您不是就在那吗?”
米店的人一边从纸拉门的小洞往里看一边这样说。浪人嚷道:“嘿!你这无礼的家伙!为什么在纸拉门上弄个洞?这里就如同是我的城堡,在我的城堡上打洞,岂有此理!”
“是,是是!!是我的疏忽。”
米店的人慌忙取出纸条来用唾沫啪地把洞贴上了。
“给您修好了。”
于是,里边问:
“那么,已经看不见了吧?”
“是的,看不见了。”
“既然那样,不在家。 ” 表 札お盆休み(ぼんやすみ)に帰ってきた者(もの)同士(どうし)は、お喋り(おしゃべり)をしております。
一人の男が、
「おれのところの主人(しゅじん)ほど、物覚え(ものおぼえ)の悪い主人はいないぞ。」
というと、ほかの男、
「はて、そりゃあなぜだい。」
「うん、いつもいる奉公人(ほうこうにん)の名前を、二度も三度も聞いても、まだ、覚えられねえそうで、紙に書きつけているのだ。」
すると、そばからほかの男が、
「お前のところの主人は、まだよいほうだぞ。おれんとこのだんなは、そんなどころのさわぎじゃねえな。自分の名前を忘れるそうで、板へ書いて、表(おもて)の門(もん)のところに、釘(くぎ)でぶっつけておくんだから……。」中译文: 铭 牌
盂兰盆节休假回家的人们正在闲聊。
一个男人说:
“没有比我们那位主人记性更坏的主人啦!”
另一个男人问:
“哎,那是为什么呢?”
“告诉你啊,长期在他家干活的伙计的名字,他问了两三遍好象还记不住,于是就写在纸上。”
听了这话,旁边又有一个男人说道:
“你们主人还算好的呢?我们家的老爷,那就更厉害啦。好象是连自己的名字也记不住,于是就写在一块木板上,用钉子钉在大门口……。”